心理カウンセリングとNLP

NLP(Neuro-Linguistic Programming)という言葉をお聞きになった方はいらっしゃるでしょうか。
NLPとは?日本語に訳すと「神経言語プログラミング」となりますが、まだ何のことやら分からないという方が大半かもしれませんね。

もう少し詳しくご紹介すると、NLPとは心理学と言語学をベースとした思想体系であるといわれています。

具体的に説明すると、NLPで最も基本的で重要なスキルとして「ラポールテクニック」が挙げられます。これは、ミラーリング、ぺーシング、バックトラッキングと言われる3つのスキルで、相手のことを尊重し、理解を得ることを前提としたスキルです。

他にもNLPでは、優れたコミュニケーションスキルの習得が可能であるとされており、セラピーやカウンセリングの現場で利用されるスキルがふんだんにちりばめられています。

特にNLPの活用が目覚しいのが、ビジネス、カウンセリング、スポーツの分野です。NLPの卓越したコミュニケーションスキルを駆使し、相手との信頼関係構築をスムースにすることによって、ビジネス、カウンセリング、スポーツの現場で確かな効果を発揮していると言われています。

また、カウンセリングで重要視される「ラポールテクニック」がNLPで学ぶことが出来るとあって、多くのセラピストやカウンセラーがNLPを学び、現場でのテクニックに使用していると言われているのです。やはり、カウンセリングで大切なのは、カウンセラーとクライアントの間の信頼関係構築が前提となるので、当然ですね。

心理カウンセリングとセラピー

心理カウンセリングと同じように用いられるものに「セラピー」というものがあります。セラピーを施してくれる人をセラピストと呼ぶのはご存知だと思います。同様に心理カウンセリングを行う人をカウンセラーと呼びます。

心理カウンセリングやセラピーは、主にクライアント(患者)が現在抱えている問題を解決するために行います。そのためにカウンセラーやセラピストは問題の原因を探るため、クライアントとともに過去を深く掘り下げていきます。

一方以前にも紹介したコーチングでは、クライアントが未来に向けて行動を起こす、あるいは行動を変えるための支援を行うものです。コーチは、クライアントの目標達成のために、クライアントの現状、そして目標をできる限り明らかにし、目標実現のためにどうしたらいいかを一緒に考えていきます。

つまり、コーチングでは主に現在と未来にフォーカスしますので、目標や目的を明確にもち、それを達成したいと願う人にしか機能しません。

コーチングやセラピー、カウンセリングと同様に「問題解決」に利用されるコンサルティングは、コンサルタントがクライアントにヒアリングした情報をもとに、目標を達成するための「解決策」と「行動プラン」を考え、それをクライアントに与えます。

コーチングとコンサルティングの違いは、コーチングがクライアントとのコミュニケーションを通じて、クライアント本人に目標を達成するための「解決策」を考えさせるところにあります。